駄菓子
わたしは現在北海道に住んでおります。
朝は雨がザーッと降って寒かったのですが、今は暖かい日差しが差し込んできました。
つい数日前はチラっと小雪も舞っていました。
寒暖の差が激しい日が続きますが、春がやってきました。
さて、今回はわたしの子供の頃のお話です。
わたしの小さい頃は既製品と手作りのお菓子を食べておりました。
既製品といっても今のようにコンビニもなく、お菓子屋さんもそれほど多くない時代です。
そのためおやつの種類もあまりないため、どちらかというと駄菓子をよく食べていた時代もあります。
その中でのベスト4はヨーグル、チョコカステラ、カレーおかき。あとうまい棒!
ヨーグルはヨーグルト風味のクリーム系お菓子です。
今、食べると当時とはまた違う感傷にひたれますが、当時は本当によく食べましたね。
1個食べるとほんのりした酸味が口の中に広がるんです。
食べ過ぎて口の中がクリームだらけになっても楽しかったです。
確かまだ売っていた気がします。
チョコカステラはもしかしたら別な呼び名があるかもしれません。
1本売で串に刺さっていて楕円状の形だった気がします。
水分少なめのカステラに固めのチョコレートがコーティングしています。
最後まで食べて串の先端が赤い印が付いているともう一本おまけ!
この頃の当たりくじ付きのお菓子は嬉しかったなぁ。
カレーあられはそのままです。カレー味のあられがたくさん入った箱がありまして、それをプラスチックのカップですくうのです。
これも確かくじついてたような気がします。
当たりがでるともう1杯だったっけ。
黄色の細かい格子模様とオレンジの模様の種類があるのですが味は同じだったかな。
以前、大きい袋で100均に売っているのを見ました。
うまい棒。超有名ですね。たくさんある中から何を何本買うか選ぶのが楽しかった。
当時ではメンタイ、チーズ、サラダあたりをよく食べてましたね。
小遣いの100円で10本買ってしまった時はすごい高揚感に包まれていました。
大体遠足の時なんですが、でもあっという間に食べてしまうんですけどね。
今でも売っていてくれることには感謝です。
上記のお菓子達はほぼ当時10円で購入できたため、駄菓子屋さんでは放課後は小銭を握り締めた子供たちで賑わっていました。
栄養、健康面を考えるとうーん、なお菓子もあったかもしれませんが、子供が一人(あるいは友達、きょうだいとか)でお使いに行くという緊張と期待の最初の大人デビューの場だったのかもしれません。
限られた予算で何を買えば満足度が最高潮に達するか。
また数々の誘惑に負けない精神力を試される場でもありました。
スーパーカーやガンダムのカードを買うと、お菓子に割くお金が減ってしまいます。
駄菓子屋さんとは自分で何を買いたいか優先順位を決める場でもあり、泣く泣く我慢をする忍耐力を培う場でもあったのです。
なんだかんだ難しいこと言ってますが、出来るなら自分で駄菓子屋さんをやりたい…くらい、あの雰囲気が好きだったのです。